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執筆者の写真神明建築工房

『夢のマイホームが550万円で』

「2023年7月の東京23区の新築マンションの平均価格が1億3340万円」

こんなニュースに驚いた人も多いと思います。首都圏平均でも9940万円だそうです。

原因は東京オリンピックの選手村跡地に建設された「HARUMI FRAG」や23区中心地のマンション人気が価格上昇に拍車をかけたようです。

また皆さんも実感していると思いますが円安進行による建築資材の高騰、人件費や土地代の値上げと言ったような原因が重なった結果です。

それでも東京の人口は14,094,034人(令和5年7月1日現在)で前年より

5万人以上も増えているのは驚きです。


『夢のマイホームは夢のまた夢……』


溜息ばかり出ますね…しかしその夢を叶えてくれる革新の技術が話題に

なっております。


それは3Dプリンターです。平屋建て50m2の2人暮らしできる住宅が

この技術の利用で550万円で購入でき、しかも完成まで44時間30分。

今までなら半年近く掛かっていたのに凄いですよね。


これはserenndix50と言い別名「フジツボモデル」と呼ばれています。


Serenndix50は快適性と安全性を検証したデジタルデータに基づき住宅の躯体を3Dプリンターで出力し、屋根は同じくデジタルデータに基づき

CNCカッターで造形する技術です。





3Dプリンターについては少しは身近に感じることが

出来るようにはなりましたが…


近い未来の東京は超高層タワーマンションとフジツボだらけになっているかも知れませんね。

何はともあれ40%の日本人が一生家を持てない現実を一気に解消する

可能性のある技術、これからも要注目ですね。

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